26 :花咲か名無しさん :04/05/15 20:37
昨秋からサカタのエバーグリーンを育てていますが、これから初めての夏越しを
迎えるのですが、これだけはそろえておいたほうがイイ!と思われる殺菌剤、及び
殺虫剤を教えていただきたいのですが・・・。宜しくお願い致します.
千葉県在住です。


28 :余所でも312 :04/05/16 06:55
>>26
サカタのエバーグリーンって、何が混ざっているのかいまだによく分からないんですが・・・。*1
薬剤耐性の観点から少しだけ書かせて貰いますが、少なくとも主要な病害虫を対象に、殺菌剤で3種類。殺虫剤は2種類のローテーション散布をお薦めします。
後、考え方としては、予防散布用の余り強くないのと、治療用の一撃必殺みたいなものを分けて使うとか。
薬剤を何種類かそろえるにしても、成分の異なるものをそろえることとか。
何種類かの成分の混合剤については、結構ナンにでも効いちゃって便利なんですが、特にそのあたりを注意する必要があります。
まあ、ある程度適正な刈高での刈込回数を維持すること。
堆肥などの施用を行うこと。
可能な限り通風・日照を確保してやること。
更新作業などで、土壌の透水性を良くしてやること。
等で、かなり病害の発生は抑止できると思っています。
それと、朝晩必ず観察して、発生初期に速やかに治療・駆除することだと思います。
病害では菌糸や病兆の発見。害虫では食害や巣穴(潜り込んだ痕)の発見などですね。
そうすることで、乾燥とか、藻の発生なども同時に確認出来ますね。特に早朝の露が付いているような時が見つけやすいんです。
ゴルフ場の熱心なキーパーさんは、始業の1時間とか2時間くらい前から全部のグリーンの上を自分で歩いて確認しています。


31 :花咲か名無しさん :04/05/16 10:21
>>28さん、丁寧なレスありがとうございます。
そうですね、人と同じで早期発見・早期対処が肝心なのですね。
これからマメに観察していきたいと思います。
また何かありましたらよろしくお願いいたします。


34 :余所でも312 :04/05/16 14:17
>>31
発生初期であれば、弱い薬剤を極少量、スポットで散布して事が済むようなこともあります。
発生が拡大してからでは薬剤の量も嵩んできちゃいますね〜。
しばらく見ていると、管理されている芝地の、どの部分(大概水の流れるか、溜まるところですが)に病気が出やすいかも分かってきます。
時期が来たらそう言うところを重点的に見れば、全体の様子が想像出来たりもします。早くそうした癖を見抜くことが、(良い意味で)手を抜けるようになるコツの様です。

*1:知人のキーパー曰く・・・「売れ残った洋芝の種をその辺から集めてきて、樽でいい加減に混ぜて袋詰めしているから・・・」って、そんなこともないのでしょうが・・・。
単にケンタッキーブルーグラス+ペレニアルライグラス+トールフェスク、ではなく、もう少し情報を公開してくれないかな、とも思えます。312が知らないだけなのかも知れません。
求む情報!!デスね