301 :ばればれ3号 :04/06/17 17:49
メタラキシル剤の注意点教えてください。

近接散布での薬害の可能性とか、
高温時の影響とか、    


汗汗・・・・


303 :余所でも312 :04/06/18 07:49
>>301
メタラキシル剤というと、コンバート、シバクリン、チルミント、プラウザーですか。
ピシュウムの様な土壌病害には良く効きますよね。
いつものように、あくまで私見ですが、よく効くけど耐性がつき易いというイメージがあります。
ローテーションのつもりで、コンバート→シバクリン→プラウザー(本当はこんな出鱈目しないけど・・・)ってやったら、効きが甘くなったみたいな・・・。
登録上の総使用回数も3回(4回:チルミント・生育期3回)ですので、ここぞ、と云う時にしっかり効かせる剤ではないかな〜と思います。

以前、予防は規定の濃い方の上限で、小水量散布・・・。
って書いたら、アメリカなどのやり方は、日本の規定よりもずっと濃い濃度での小水量散布で、けちくさいお前のやり方は耐性菌を作っちゃう可能性が高いんだぞ〜、と云うご指摘を頂きました。
それについて、私の(理論的でない苦し紛れの)答えが、あくまで予防散布と治療散布は別物で、菌糸などの兆候を叩いちゃうのが「本当に効きの弱い薬を使って、規定の濃い方の上限で、小水量散布」。
それでもダメなら、ダメなホールだけ「それなりに効く剤で、しっかり薬量落として止めちゃう」んだよ。その方が薬使わなくて済むじゃん。そのくらい、当たり前だろ〜って・・・。
まあ、どちらかというと、このケースの後の方の剤かな。と思います。
それと、ピシュウムにはまだ他に効く剤がいっぱいあるので、ローテーションを組むのはそんなに難しくないですよね。

ちなみに近接散布については、上記の耐性菌以外には、私には知見無しです。
上記四剤の中で「高温時ベントグラスの葉色が濃くなる」のはチルミントのようですが、
高温時の散布については、まあ、どんな薬でも(肥料でも)それなりのリスクが生じますよね。
朝夕の涼しい時間を上手く使いたいものです。