263 :花咲か名無しさん :04/11/15 23:18:49 id:MRlrG0eP
叢生ってどのような状態?(読み方は?)
あと、よくマット化するっていわれるけれど、どのような状態でしょうか?
できれば、参考になる写真がみられればいいのですが。


よろしくお願いします。




265 :余所でも312 :04/11/16 07:48:17 id:pgYSX34H
>>263
>叢生


「そうせい」 → 直立に生育し、根際から束のように集まって草むら、やぶ状に伸びる性質。
要は茎や匍匐系を持たない牧草類の生育のような状態、とのことです。


「マット」 → 芝地の地際に、葉、茎、根の有機物が未分解のまま黒色のフエルト状に堆積したもの。サッチ層の下にあり、土壌の一部のようになっている。保水力高く、不透水層になる。


以上、眞木方助先生の芝草管理用語辞典より、モロに引用しました
写真は、適当なものを持っていませんので、どなたかお持ちでしたらUP御願いします。




266 :花咲か名無しさん :04/11/16 09:56:22 id:FdJ4oYJO
>>265
大先生の誤字は失礼!
眞木方助先生→眞木芳助先生。




267 :花咲か名無しさん :04/11/16 11:23:00 id:zFaYC7ry
「マット」と「腐植物」は同じものと考えていいのですか?




268 :花咲か名無しさん :04/11/16 13:26:24 id:XXwHduav
>>265
ありがとうございました。




269 :余所でも312 :04/11/16 14:56:50 id:oGG/deye
>>266
御大の御名を間違えるとは・・・
ヤキが廻ったな312・・・




270 :余所でも312 :04/11/16 14:57:22 id:oGG/deye
>>268
267 = 263(268) さんかと思っていました(^o^)


「腐植」は・・・、って語り出すと、論文がいくつも書けちゃいますが。
まあ、有り体に言って、別物ですね。
この場合は、土壌中で動植物の遺体などが微生物に分解されて再合成された物質。みたいに考えてみては如何でしょ。
「マット」はまだ分解以前か、分解されていないで砂土と混ざり合って圧縮されたような状態と考えて見てください。




271 :余所でも312 :04/11/16 14:59:32 id:oGG/deye
>>270
×  分解されていないで砂土と混ざり合って 


○  分解されないまま砂土と混ざり合って




272 :267です :04/11/16 16:06:26 id:L3vVcICS
ご丁寧にありがとうございます。
なんとなくわかりました。
やっぱりマットの方がタチワルソウデスネ。




273 :263です。 :04/11/16 17:39:06 id:uwdl9R6z
サッチやマットの堆積は、造成後何年くらいから気にするべきなのでしょうか?
いろいろな本やwebで「わー、すげーや!」というものは見ておりますが、自分ンチではみたことがありません。
けっこう、ホールカッター入れていますが、よくわからん。認識できていない。


おいらんところは、
①オイラの目が単なる「ふしあな」なのか、
②微生物がたくさんいる、優れた土壌なのか


みみずは、たくさんいますけど・・・




274 :余所でも312 :04/11/17 07:20:46 id:I7QdSHBg
>>272
腐植というと、比較的いいイメージ。
マットは、良くないイメージで話をすることが多い気がします。
土壌分析を御願いすると、腐植がこの位・・・、みたいな数字を出してくれる業者さんもいます。
土壌の三相構造 固相(土):液相(水):気相(空気・ガス) と云いますが、固相の部分を無機物(砂とか粘土分とか)と、有機物(腐植質)に分けて考える事もあるようです。


>>273
初年度はともかく、二年目三年目には、それなりに溜まり始めるかも知れません。
大体が全然違うアプローチの中で「ありゃぁ?」みたいな気づき方をします。そこからあわててあれこれやるんですが・・・。
気になるなら、たまにチェックして、記録を取ってみると面白いかも知れませんねぇ。
最近は結構気にする人も増えてきました。
草種・品種とか、床土の様子や、施肥から始まって管理方法全体で考えるべき問題なので、
管理手法や資材の組み合わせで積極的にコントロールしよう、みたいな流れがでていますね。
arakenさんのBBSでの大きなテーマになっていますので、そちらも御覧になって下さい(>>2)。