863 :花咲か名無しさん :04/08/27 22:30
どうもです。
今年の夏は猛暑だったにもかかわらず、ここ3、4年のうちでも最高の出来で
夏越しできました(ケンタッキーブルーグラス)。
日照がちょっと少ない部分で密度は若干低下しましたが、夏枯れしたところは
ゼロでした。特に管理方法を変えたつもりはないんですが、やっぱり3、4年の内に
根が完成してきたのでしょうか?でも毎年追い撒きしてたんですけどね。
今年は追い撒きしないで済みそうです。
秋になったらさらに根を活性化すべく、いろいろやってみたいと思っています。




864 :腰痛患者 :04/08/27 23:00
  ↑
>日照がちょっと少ない部分で密度は若干低下


素朴な質問ですが、寒地型西洋芝で
西陽って必要なのかな?
夏越しを考慮した場合は、むしろ当たらないほうがいいんじゃないかな?
と、最近ふと感じているのですが・・・




865 :花咲か名無しさん :04/08/27 23:41
事実の結果です。
思うに、やはり植物とって一番いいのは日光で光合成が進むことではないかと思います。
それが、直射日光が当たらないための温度上昇抑制効果に優っていたとうい事実ですね。




866 :花咲か名無しさん :04/08/28 03:46
直射する時間が少ないのなら西日でもないよりまし。


フルに日が当たる場合は遮光が効果のあることもある。
(これは遮光による温度低下)




868 :余所でも312 :04/08/28 06:50
日照の話なんですが・・・。


>直射する時間が少ないのなら西日でもないよりまし。(>>866)


は仰るとおりですね。


>やはり植物とって一番いいのは日光で光合成が進むことではないかと思います。(>>865)


と云うことだと思います。
で、その上で理想的な日照のパターンを考えると、
「朝日がしっかり当たって、西日は木の影なんかで一寸遮られたりする」様なパターンかと、個人的には思いますね。
昔、ゴルフコースの造成のあれこれを教えて頂いていた時期(丁稚だった頃ね・・・)に、用地の選定の際には東南に向いた斜面がいいんだよ、って教わりました。
それから、スタートホールから2.3ホールは東(朝日の出る方向)を背にしょって、朝日がしっかり当たる場所がいいね、とか・・・。
ちなみに、上がり2.3ホールはなるべく西(日の沈む方)を背にして、と考えなさいよ、とのこと。
要は、設計段階から、なるべく芝に朝日をあててやろう、と云う発想ですね。*1
朝日がしっかり当たることで、露が早々に乾くとか、冬であれば霜が早く溶けるとか、
その他生理的な解説は、ダレカしてください(^_^;)
実際コースが出来てからも、朝日がしっかり当たる芝は管理がしやすいし、昼過ぎからかんかん照らされるような処の芝って、なんか上手く作ってやれなかったような気がします。




869 :余所でも312 :04/08/28 07:01
(続き)
そのアタリを教えてくれたオヤジによると、
「スタートホールから2.3ホールは東を背にしょって」
「上がり2.3ホールはなるべく西を背にして」
とすると、単に芝に良いだけでなく、朝早いうちからスタート出来て、夕方遅くまでプレーが出来る。冬は霜が溶けやすい等の理由で、お客さんを一杯入れられる「儲かる」コースが出来る。
おまけに芝によいと云うことは、管理コストが抑えられるので、結果的に「利益が上がる」そうすると、コースの評判が良くなって、設計した自分の処にも次の仕事が来る。
で、ここまで来て始めて、お前みたいな丁稚の無駄飯喰らいの食い扶持が稼げる。
と云うありがたい教えなのだそうです・・・。



*1:プレーする上からも、朝日に向かって打つ。夕日に向かって打つ、と云うまぶしくてタマラナイ状況が避けられることは云うまでもないですね